なぁんくくるん なぁんくくるん
おはようございます、読み聞かせのおばぁーちゃんです。
今日は「なぁーんくくるん、なぁーんくくるん」という本を読みます。
皆さんの中には、離島に住んでいるおじぃーちやん、おばぁーちゃんがいますか?
いる人、手をあげてみて、
2人いるね、何処なの
「いしがき」
なぁんくくるん、って知っている
「しらなーい」
みんなはきいたことある?
「しらなーい」
そう、これから読むね、なぁんくくるん、って意味が解かったら手をあげてもいいよ
今日は2年生の教室です。
作者の中川まちこさん、イラストのいまきみちさんが石垣島へ旅行した時
エピソードを絵本にしたものでず。
「なぁんくくるん」は何とかなるさ、大丈夫さ~という意味で
石垣島、白保地区でよく使われる言葉らしい
本島では「なんくるないさ」と同じ意味
夏休み、ちぃちやんは、おじいーと、おばぁーの住む南の島で暮らしています。
朝早く海に漁に行った、おじいーに会いに海に向かう道中で大きな牛に出くわします
怖くって引返した ちぃちやんに近所に住むひこおじぃーはサカギの枝を折って渡します
「なぁんくくるん、なぁんくくるん、」といってポンとちぃちやんの背中を押してくれました
もう一度挑戦、大きな牛の側をちぃちやん呪文唱えるように
「なぁんくくるん、なぁんくくるん、」枝を振り回しながら
牛の側を走りぬけて、無事、おじぃーに会いに海まで行きます
何ともおおらかな沖縄らしい本です。
方言があったり、なぁくくるんってリズム感があったり
子供たちも楽しく聞いてくれました。
「なぁんくくるん、」ってわかった?と聞いたら
「途中から解かったぁー」「すぐ解かったー」と子供たち
聞いてくれてありがとう、又、お会いしましょう
読み聞かせは私にとっても楽しい15分間です。
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