2013年06月17日
尊厳の芸術展

「尊厳の芸術展」行ってきました
太平洋戦争中、日系アメリカ人達が強制収容所での厳しい生活環境の中で創意工夫をしながら精魂込めて作り上げた作品には一流アートにも勝る感動がありました。

収容所内にカメラを持ち込むことは、禁止されている中で、絵を描くという行為で自分たちの生活や収容所の様子が伺われます

石で削って作った硯や茶道具、お椀なども展示されており、他にも日本の文化を忘れない心意気が感じられる作品が数多くあります。
収容所にはプライバシーはなく、収容された人々には番号がつけられ、管理するアメリカ人からは番号で呼ばれていました。
一人の日本人が自分の表札を彫り上げると、それをバラックのドアに釘で打ち付けたそうです。
日本人は自分の名前に誇りを持っていると・・・・不屈の精神や生活を少しでも豊かにしようとする創造性もあふれています。

地面をひたすら掘って見つけた貝殻でこんな素敵なお花のブローチ
日系アメリカ人達は、過酷な生活だったにも関わらず子供たちには何一つ悪いことは言わず、良いことばかり話していたそうです。
異国の地でこれからも生きていく子供達の為にも、過去にとらわれず未来を見て生きなさいという、これこそ日本人としての尊厳なのでしょう
NHKの「クローズアップ現代」でこの展覧会を紹介したところ日本各地での開催を求める声が多く、
ここ沖縄でも6月30日まで浦添美術館で無料で観覧できます。是非おすすめします
今日もコーヒータイムにつきあって下さって
ありがとうございます!
更新の励みになりますので、
クリックしていただけると嬉しいです♪

にほんブログ村
Posted by HANA-LUANA at 17:45