数十万年もの時が創りあげた鍾乳洞が崩壊してできた谷間、「ガンガラーの谷」
以前から行ってみたいけど入場料2000円は高いなぁ~と思いつつ今回はバス旅行なので団体参加をしてみた
ゆるやかな階段をおりると鍾乳洞の中はサキタリ洞遺跡
洞窟をそのまま利用したカフエはこのまま浸っていたいような気分!
出発の前にガイドからの説明をうけます。6カ所の見どころがあるようです。
日本人のルーツである港川原人は此処ガンガラーの谷に生活していたらしい
沖縄ではめずらしい竹が
光る地面に竹が生え、青竹が生え、竹、竹、竹が生え・・萩原朔太郎の竹のフレーズを口ずさんでしまいます
せせらぎが気持いいです。ここにはカニが生存していて古代の人も食糧としてカニを獲っていたそうです。
葉っぱの裏に隠れていたのは?アオミオカタニシというそうです。透き通るようなキレイな青緑色のカタツムリです。
琉球王朝の時代から住民に信仰されている御願所(ウガンジュ)になっている二つの洞窟があります。
ガイドさんが見せているパネルはイナグ(女)洞という洞窟の写真で鍾乳洞が
女性のお乳の形とおしりの形をしています。良縁や安産などを願う場所として
その先に洞窟内をランプをもって進むとイキガ(男)洞が、まさに男性そのもののシンボルのような鍾乳洞が
残念ながら見学者で写真撮られず・・・子宝や長生きを祈る聖地ということです。
いよいよガンガラーの谷のメインともいえる高さ20mもの大主(ウフシュ)ガジマルがみえてきました。
幹から気根という根を出し垂れ下って成長していく、推定樹齢150年とは、まさに森の長老です。
ここはツリーハウスの上です。展望台からは遠くに海、眼下にはサトウキビ畑
縄文時代の貝器は発見されていますが、旧石器時代の遺跡が見つかるのは初めてとのこと
ガイドさんが説明している場所、(左に見えるブルーシート)深さ15㎝程のところからも人骨がみつかったとのこと
2014年2月にも約2万年前の地層から貝殻のビーズや道具、人骨が見つかり正式に発表したとのこと
まさに、ここは古代人と今いる私達が同じ空間を体験する場所なんですね
今日もコーヒータイムにつきあって下さって
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