2012年10月18日

読書 「夫の彼女」 藤堂志津子

私の本探しはもっぱら図書館、それもミステリーが多い
今日も孫達と1人3冊までと約束して図書館での本探し
「夫の彼女」、面白そうなタイトル、どんな泥仕合いがはじまるのか・・・?
オバタリアンの興味本位で借りて読んでみる
ページをめくるうち「エ~これ!こんな事、やはりあるんだ!・・・
まさに実話を読んでいる心境に、一気に読んでしまいました。
読書 「夫の彼女」 藤堂志津子
話の内容は
結婚5年目、33歳の涼紀はある日突然、夫の典比呂にこう言われる。
「おれを独身にもどしてくれないかなぁ・・・」
自分は結婚に向いてないことがわかったという夫は更に
「おれが好きなのは女より若い男だから」とバイセクシャルであることを告げる。
そして彼女とはいいともだちでいたいと言い出すのだった。
別居する事になった涼紀は、パート先で知り合ったヒトミとバーを始める
少し心が落ち着いた頃、涼紀はヒトミと典比呂の住むアパートを訪ねる
そこには、47歳の山田真沙子という女性が
うろたえる典比呂、ヒトミは山田真沙子に一目ぼれ・・・・?
ふりまわされる涼紀・・・・

それぞれのキャラクターが実に小気味いい
ドロドロした感じではなく、ドライで軽やかなのだ
都会のエッセンスを感じる

現実はといえば30年も前になる。
友人に相談に乗ってほしいとうちあけられたのが、
友人は夫にバイセクシャルだと告げられたとのこと
別れようかと思うが、子供もいるしこのままの状態で
彼を理解するしかないって言っていた友人
包容力のある彼女に、とても真似できないなと関心
見守るしかないなと彼女の愚痴の聞き役に・・・
それから3年後、なんと
友人の御主人にも女性がいた事がわかった
それからは修羅場、夫の彼氏は許せても彼女は許せないと
ドロドロの泥仕合のあげく
ご主人はすべてを彼女に渡し
彼女は勝ち取った不動産を売り払い
私達の前からも去っていった

そんな事思いだしちゃった。

作家の手にかかると実に小気味いい文章になるのでしようが、
これを機に藤堂志津子さんの本、もっと読んでみたい!

今日もコーヒータイムにつきあって下さって
    ありがとうございます!
  更新の励みになりますので、
クリックしていただけると嬉しいです♪
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

ノエビアLUANAのホームページ





同じカテゴリー(読書備忘録)の記事
小説  後妻業
小説 後妻業(2016-10-07 19:58)

今日の読み聞かせ
今日の読み聞かせ(2016-05-16 11:28)

読み聞かせ
読み聞かせ(2016-05-07 21:45)

母と暮らせば
母と暮らせば(2016-03-17 17:50)


Posted by HANA-LUANA at 23:51 │読書備忘録